Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

国際アップルの年末商戦見通しに失望の声、サムスン苦戦も上振れ見込めず


https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-26/OFMVS26JTSEU01

韓国サムスン電子がスマートフォン市場で苦戦しているのに乗じて、米アップルは好調な
年末商戦見通しを示すだろうと同社株主は期待していた。だが、アップルが25日公表した
売上高見通しはアナリスト予想を辛うじて上回ったにすぎず、株価は時間外取引で一時3.1%下落した。

  みずほセキュリティーズのサンフランシスコ在勤アナリスト、アベイ・ランバ氏は
サムスンの不調という流れの中でアップルが市場シェアを獲得し、より良いガイダンスを示すと期待されていた」と指摘した。
  アップルの成長神話への信頼は低価格競争やスマホ市場の飽和で既にぐらついていたが、
25日発表の2001年以来の通期減収決算を受けて一段と揺らいだ。15年の好調な販売の原動力となった
中国での売上高は16年度通期に17%減少したため、電話会議に参加したアナリストらは将来の成長の源泉について疑問の声を上げた。
  同社によると、16年10-12月期(第1四半期)の売上高は760億-780億ドル(約7兆9200億ー8兆1300億円)の見通し。
アナリスト予想平均は754億ドルだった。これらの数字はサムスンが今月、スマホ「ギャラクシー・ノート7」
の過熱・発火事故を受けて生産打ち切りを決めた影響を反映していないようだ。
サムスンスマホ製品で最も高額な機種のノート7を今年の年末商戦でアップルの「iPhone(アイフォーン)7」に対抗する商品として位置付けていた。


  アップルによると、収益性の指標として重視される粗利益率は10ー12月期に38ー38.5%となる見通し。
アナリスト予想は38.9%だった。サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、トニ・サコナギ氏はこのガイダンスについて、
次の四半期も期待外れになることを示唆していると指摘した。
  アイフォーンの7-9月(第4四半期)の平均販売価格は619ドルと、前年同期の670ドルから低下した。
一部顧客が高額機種の「6s」や9月16日発売の「7」よりも安価で小型の「SE」を選択したことが背景にある。
ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は10-12月期末までに平均販売価格が回復するとの見通しを示した。
  7ー9月期のアイフォーン販売は4550万台と、アナリスト予想を上回ったものの、
マエストリCFOやティム・クック最高経営責任者(CEO)によれば、「7」の生産は需要に十分対応しきれなかったという。
クックCEOは最新機種で画面が大きめの「7プラスについては、大部分の地域で需要が供給を上回っている」と述べ
「できる限り早急に顧客の手元に届けられるよう懸命に取り組んでいる」と語った。  

Remove all ads