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スポーツマンシップ「私たちは生涯の友人」 リオ五輪競歩で荒井と接触のカナダ選手

総合

 リオデジャネイロ五輪の陸上男子50キロ競歩で銅メダルを獲得した荒井広宙(自衛隊)と
レース終盤に接触し、順位が二転三転する騒動の末に4位になったカナダのエバン・ダンフィー(26)が
このほど電話インタビューに応じ「私たちは生涯の友人」と表現した上で、4年後の東京五輪
「彼との再戦が楽しみ。次はメダルを狙う」と決意を語った。

 --五輪を振り返って。

 ◆レース終盤は疲労の限界で「次の一歩」と言い聞かせて前に進んでいた。残り1、2キロで
後ろから抜きに来た彼の腕が接触した時、本来なら大丈夫だけど、もつれて集中力が途切れ、
脚が動かなくなってしまった。

 --競歩でレース中の接触はよくあるのか。

 ◆序盤や中盤で集団にいると、肩や肘がぶつかる“闘い”は普通。だが終盤で2人の状況で
起きるのは珍しい。よろめいた場面は「素晴らしい演技」と言われたが、実際にリズムとバランスが
崩れてしまった。

 --ゴールした瞬間は。

 ◆疲労で5分前に何が起きたのかも覚えていない状態だった。4位で結構うれしかった。
電光掲示板に3位と出た時は、20年間夢見てきた目標の達成に感じるはずの喜びがなかった。
何が起こったのか。違和感しかなく、居心地が悪かった。

 --カナダ側の抗議で一度は荒井が失格に。

 ◆ドーピング検査の部屋に彼がいて、最初に「本当にごめん」と謝罪された。自分はなぜ謝るのか
分からなかった。こちらが失格にさせたようなものなのに。短い会話で絶対に接触がわざとじゃなかったと分かった。

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